良い施設を見極めるポイント
老人保健施設は様々なところにあり、良い施設もありますが、環境の良くない施設も残念ながらたくさんあります。大切な家族のために、または自分自身のために施設を探すにあたり、確認にするべきことはたくさんあるでしょう。
経験から言うと施設が清潔であるか、介護施設員が優しく親切であるか等は重要なポイントです。介護施設員が眉間にシワを寄せているようでは困ります。良い施設では入居者も穏やかなお顔をされています。日々の生活が満ち足りていてこそ笑顔にもなれるのです。
環境の良くない老人保健施設では入所前の説明も分かりづらく、常に職員がイライラしているので入居者も職員の顔色を見て生活しなければならなくなり、なかなか穏やかには暮らせません。
昨今では入居者に暴力を働くような言語道断な施設も残念ながらあり、問題になっています。ある意味閉ざされた空間に他人同士が生活するのです。問題が起きることはあるでしょう。
しかし良い施設ならそのあたりもしっかり管理され、職員のストレス発散になるようなことも考慮されているはずです。環境の良くない施設は結局職員の心理的なフォローがいい加減になっており、儲け主義であったり怠慢であったりで結果施設内虐待などにも繋がります。
入居者と職員の関係が良い施設こそが良い施設です。それがクリアされていれば、入居前の説明や施設の清潔さや便利さはおのずと後から付いてきます。なぜなら両者の関係が良ければ、問題を感じた場合に遠慮なく職員や施設に対し苦言を言うことも出来るはずだからです。